桜島 噴火 影響

【桜島 噴火 速報！】　昭和火口で噴煙５０００ｍ、過去最高に！　降灰の身体影響は？



毎日新聞より


１８日午後４時半頃、鹿児島市の桜島昭和火口で大規模な爆発的噴火が発生！

火口から噴煙が約５０００メートルまで上がりました。

鹿児島地方気象台によると、昭和火口での噴煙の高さとしては観測史上、最高とのこと。

噴煙は鹿児島市街地に流れ、大量の降灰で上空が暗くなりました。


■身体への影響は？？

火山灰が健康に与える影響は、いくつかに分類することができるそうです。

主なものとして、「呼吸器系への影響」「目の症状」「皮膚への刺激」です。



呼吸器系への影響

火山灰粒子がとても細かい場合、 呼吸によって肺の奥深くまで入ることがあるそうです。

健康な人でも、 大量の火山灰にさらされると、せきの増加や炎症などを伴う胸の不快感を感じるそうです。

［一般的な急性（短期間）の症状］

・鼻の炎症と鼻水
・のどの炎症と痛み。乾いたせきを伴うこともある
・息苦しさ

最も危険度が高いのは、ぜんそくや気管支炎、 肺気腫など肺に問題を抱える人々ならびに深刻な心臓疾患のある人々だそうです。




目の炎症

火山灰のかけらによって、引っかき傷 や結膜炎が生じ目に痛みを伴います。

※ コンタクトレンズを着用している人は、特に注意してください。 角膜剥離を予防するため、 降灰時にはコンタクトレンズを外しておくことがおすすめです。

［一般的な症状］
・目の異物感
・目の痛み、かゆみ、充血
・ねばねばした目やに、涙
・角膜剥離や擦り傷
・火山灰が目に入ることによる充血、ひりひり感、まぶしく感じるなど




皮膚の炎症

火山灰で皮膚に炎症を起こす人もいますが、あまり一般的ではありません。

［一般的な症状］
・皮膚の痛みや腫れ
・引っかき傷からの二次感染




火山灰そのものによる健康への影響のほかに、 生活基盤施設への降灰による被害によって、間接的な影響も考慮する必要があるので注意が必要です。

降灰による間接的な健康影響は、おもに次の通りです。

・道路への影響
・電力への影響
・給水への影響
・汚水処理などへの影響
・ 動物への影響




■降灰対策

以上の症状を防ぐために、降灰を対策しましょう。

●降灰が目や肺に入るのを防ぐため、防塵マスクやゴーグルを着用
●徐灰の際は、風で飛散しやすいため水で湿らせて飛散しないようにして収集、頑丈なビニール袋に入れて廃棄
●火山灰はパソコンなどの電子機器に影響を与える可能性があるため、室内に入れないように

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